コミュ障でも5分で増やせる超人脈術|人間関係の悩みが解決するバイブル

要約・書評

仕事で人脈を駆使して成果を上げたいけど、内向的でコミュ障に近い自分には無理そうだ。外交的な人が羨ましい。

内向的な性格の方が一度は考えたことはありませんか?

こんな悩みを解決してくれるのが、本書の『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』

✅本書のテーマは以下の3つ

・コミュ障でも人脈を手に入れる方法
・内向的な人の強み
・自分で作らない人脈

内向的な性格の方が悩む「コミュニケーション」「人とのつながり」「人脈の増やし方」を解決してくれる一冊です。

メンタリストDaigoさん自身も本書では、内向的でコミュ障であると語られています。

ビッグファイブと呼ばれる科学的信頼性が最も高い性格分析テストを試したところ、協調性と共感能力が極端に低かったそうです。

そんなDaigoさんがどうやって人脈を作ってきたのか?

今回はコミュ障でも人脈を増やす方法を紹介します。

りょうま
りょうま

この記事を書いている私は、半年で50冊ほどの読書をしています。自分が読んで、多くの人に役に立つと思える本を、書評記事として書いています。

『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』の要約・書評をお伝えすることで、いつの時代にもある「人間関係の悩み」「コミュニケーションの悩み」「人脈の増やし方」の疑問を解決するお手伝いができればと思います。

それではさっそく解説していきます。

コミュ障でも5分で増やせる超人脈術【概要】

本書の概要は以下の通りです。

♢タイトル
コミュ障でも5分で増やせる超人脈術
♢著者
メンタリストDaigo
♢出版社
マキノ出版
♢発売日
2019年3月1日

コミュ障がどうやって5分で人脈を作るのか?と疑問に思いますが、著者のメンタリストDaigoさんの体験談を元に書かれています。

今回は以下の3点を深堀していきます。
・内向的な性格の強み
・人脈を作るために必要なもの
・スーパーコネクターを探す

私が自分でも、実践できると感じた部分だけに絞ってお伝えしていきます。

人間関係において内向型は強み

人間関係において内向型は強みの一つになります。

なぜなら、内向的な性格の人は周囲の人の心の動きを察知する能力が高いと言われているからです。

割合にすると、3割〜4割が内向的な性格で、人の輪を広げるのが苦手でオープンな場でのコミュニケーションは得意ではありません。

しかし、内向的な人は聞き手に回った時の能力が外交的な人に比べて高いのです

たとえば、雑談に関する書籍には2:8で聞き手側として、相手に話してもらうように相槌を入れたり、リアクションを入れたりしましょうと書かれています。

部下や後輩の悩み相談を受けるときに、上司や先輩は1:9の割合で相手の話を聞きましょうと聞いたことはありませんか?

デールカーネギーの『人を動かす』にはこんなことが書かれています。

人に嫌われたり、陰で笑われたり、軽蔑されたりしたかったら、次の条項を守るに限る
・相手の話を、決して長く聞かない
・終始自分のことだけをしゃべる
・相手が話している間に、なにか意見があれば、すぐに相手の話をさえぎる

つまり、逆のことをすれば人に好かれるということです。

3つの例から、内向的な人は聞く力を伸ばすことで自分の強みを増やすことができます。

人脈を作るために必要なもの

人脈づくりに必要なことは、周囲の人から「この人と繋がりたい」と思われるような人間になることです。

自ら行動し魅力的な自分を作ることが、あなたの周囲に理想的な人の輪を広げていく最も確実な方法であると、著者のDaigoさんは書いています。

ネットワークに繋がる人たちに共通していることは、魅力的な何かを持ち好きなことを楽しむ時間を大切にしていること。

何かの分野において豊富な知識をもっていれば、自信を持って話すことができるので『繋がりたい』と思われる要素のひとつとなります。

趣味や仕事で深い知識がある人は、頼りになりますね

〇〇のジャンルだったら〇〇さんに聞けば、詳しく教えてくれそうだ

自分の身近にも、思い当たる方が何人かいらっしゃいませんか?

幸せな人生にするために人の輪を広げていきたいなら、まずは魅力的な自分をつくることが重要です。

スーパーコネクターを探す

人脈

コミュ力がない人が行う人脈術とは、各分野でスーパーコネクターとの繋がりを作り出すことです 。

スーパーコネクターってどんな人ですか?

顔の広い人で、職種や年齢地域趣味などのジャンルを横断し様々な人とつながりのある人のことです。

まさにスーパーコネクターですね

スーパーコネクターのすごいところは、知り合った人の名前や肩書きといった基本的なプロフィールとともに、相手の得意なことや好きなことを覚えていること

たとえば、あなたが自分の得意なことで、人から頼み事をされると少しいい気分になりませんか?

スーパーコネクターが躊躇せず久しぶりの相手に連絡しても、嫌がられないのはこうした心理を巧みについているからです。

得意なことや好きなことで、人から頼られると自分の存在意義を認められたと感じます。

承認欲求が満たされ、相手の為に一肌脱ぐことが苦ではなくなるどころか喜びに変わるのです。

自分がスーパーコネクターになる必要はありません。スーパーコネクターを探して繋がることで、その奥にある多くのネットワークにアクセスすることが可能になるからです。

スーパーコネクターを探すテクニック

どうやってスーパーコネクターを探せばいいんだろう?

本書には、スーパーコネクターを探すテクニックが四つ紹介されているのですが、ここでは実践しやすいと感じた2つに絞って紹介します。

✔️人脈のネットワークマップを使って探す

スーパーコネクターは意外と身近にいたりします。

基本的に友人の友人、知人の知り合いなど、とにかく他人が集まるお食事会やパーティーに誘うのが大好きです。

つまり『人を誘っている人』を探してください

たとえば、取引先の紹介で参加した会合、知人のツテで顔を出したイベントなどの現地にいる人に、「今日は誰と来られたんですか?」「他にご存知の方はいらっしゃいますか?」と質問してみましょう。

声をかけると、「〇〇さんの紹介で」とその場で最も多くの人を集めたスーパーコネクターが見つかります。

見つけてしまえば、あとは「紹介してもらっていいですか」とお願いするだけです。

スーパーコネクターの人脈は、ツリー上に広がっていることが多く会場で聴き込む事によって、本人にたどり着くことができます。

まずは身近な人で、思い当たるスーパーコネクター候補を探してみましょう。

✔️リコネクティングで繋がりを作り直す

リコネクティングとは、これまで自分が作ってきた繋がりの中から、スーパーコネクターとの繋がりを作り直す方法です。

方法は簡単で、しばらく連絡をしなかった友達に連絡をします。

連絡手段は電話やLINEやその他SNS経由でも問題ありません。

なぜなら、一度作ったネットワークは10年会っていなかったとしても、お互いが得意なことや好きなことを理解しているので、再構築しやすいのです。

たとえば、高校時代や大学時代の友達と再会すると、10年会ってなかったとしても距離感が一気に縮まっていきます。

好きなことがわかっている友達との会話は弾み、懐かしい思い出話をしながら一杯飲めば・・・

そして、気づいたときにはネットワークは再構築されており、「次回はいつ会う?」「なんかあったら連絡して!」と良い関係に戻れます。

ポイントは3ヶ月に1回程度最近連絡取ってないなと思う人を、連絡先から探し連絡を取ってみる癖をつけることです。

まとめ

人脈

『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』についてのポイントや実践方法をお伝えしてきました。

再度まとめておきます。

・人間関係において内向型は強みになる
・雑談やコーチングの基本は聞くことで、内向方は優れている人が多い
・人脈を作るために必要なことは、魅力的な自分になること
・相手に「つながりたい人」と思ってもらう
・身近なところからスーパーコネクター探す
・連絡をとっていなかった人との関係を再構築する

人脈を作るためには、自分が魅力的であることが最重要だと感じました。

誰かに繋がりたいと思われなければ、関係性を築くことはできません。

まずは、自分が好きなことや興味あることの知識を増やします。

その分野だったら「〇〇さんに」聞けばわかるんじゃない?の人を目標に私もがんばります。

コミュ障でも5分で増やせる超人脈術

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